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流動資産担保融資保証制度の提出する書類とは

流動資産担保融資保証制度の根保証を利用するにあたり、申込人はどのような書類を提出しなければならないか。また、金融機関が作成し、信用保証協会に提出しなければならない書類はあるか。

申込人が提出しなければならない書類としては、信用保証委託申込書等、信用保証協会を利用するに際して通常必要となる書類めほか、譲渡担保対象売掛先明細書、棚卸資産売上代金入金口座届出書、流動資産譲渡担保契約書および特約書がある。また、金融機関は、譲渡担保対象売掛先・棚卸資産一覧表を作成し、信用保証協会に提出しなければならない。

申込人・金融機関ともに作成・提出する必要がある
(1)申込人が作成・提出する書類
本制度を利用するに際し、申込人が作成・提出しなければならない書類としては、以下のようなものがある。

①譲渡担保対象売掛先明細書
この書類は、申込人と第三債務者との間の取引内容(平均月商、回収条件、回収口座等)、売買契約書等の基本取引契約の有無、債権譲渡禁止特約の有無、先行譲渡の有無、申込人が希望する対抗要件等を記載するものである。債権譲渡禁止特約は悪意または重過失のある譲受人に対抗できることとされているところであるが、近時、金融機関担当者の重過失を認定する判例が出ていることから、「譲渡禁止特約の有無」欄等が「なし」となっていたとしても、疑わしい場合は申込人の了解を得たうえで、信用不安を惹起させないように留意しつつ第三債務者に直接確認することも検討する必要がある。

②棚卸資産売上代金入金口座届出書
この書類は、棚卸資産の売上代金の入金口座および入金予定日を記載するものである。売掛代金の入金口座は①に記載することとしているため、それ以外の口座を記載することを基本としでいる。